8_漠然とした不安(昔話)

【前回まで 7_なんで俺が(昔話)】



【次回 9_シングル人生の始まり(昔話)】





かなり疲労している…





そらそうだ,毎回自分の限界に攻めてたレースだ



スタートまで,あと1時間弱ある とりあえず散歩して脚を動かしておく事に



この時間一人で今後のレースを考える



ここまできた どうにかしてレースを支配したい



スタートで出ない事には勝てない



これだけは わかっていた.





<決勝>

疲労の困憊の中スタート!!





かなり飛ばすがやはり疲労がすごい… 段々離される…



そのままずるずるいき 結果4位(4艇レース)









レース終了後明日のダブルの準備



そして明日は!  大逆転を!!







<翌日>



ダブルでレースアップ



その時僕はバウだった





自分のリズムとは全然違う!?!? この日フォワードの大切さを知る…





<予選>



異常に飛ばす飛ばす



だが怒涛の失速…敗者復活に



<敗者復活>



とりあえず雰囲気として上がれそうな気がしていたので

スタート出て温存できたらする 作戦



上手い事いき何とか余裕を持って決勝に





<決勝>



ここでどこまで出来るか?!



スタート



相方が異常なレートでスタートする

ついていくだけで精一杯…



当然むちゃくちゃなレートなので失速



そして4位(4艇レース)



何か無茶苦茶すぎて船台に帰りながら 笑ってしまった















片付けの中,シングルでIH内定という事を伝えられる



シングルでの上位3名はフォア,ダブルでIHなので,そこで僕が選ばれる事に…



事前情報で,そういった可能性は伝えられていたが 非常に複雑な心境だったの覚えている.





勝ち取ったつもりもない…,IH出場の夢を見て努力し続けていた わけではない.





いわゆる【棚ぼた】 嬉しくなかったとは言わないが 何か 複雑な心境





漠然と何か見えない物が重かった それが当時の心境だった



その漠然とした物は2ヵ月後にハッキリとわかる事に





2000年5月末の出来事