11_梅雨の中で(昔話)

【前回まで 10_外の世界(昔話)】

【次回 12_高校生最後の夏休みの始まり(昔話)】





大会の後片付けをしてる時に 国体の四国ブロックをシングルで出るようにと言われた.





その時,僕は付フォアのCOXで出たい!と答えた. 当時ビールのCMでエイトが出ていてCOXに焦点をあてていた.

非常にかっこよかったので(笑) そんな短絡的な理由





でもIHシングルの代表なんだから出なさい!



えーー

COXカッコイイ!





そういった問答があり,結局シングルで出る事に 頑固な顧問も困った顔をしていた(笑)







コーチから細かく指定されたメニューをわたされた. レート指定された,ロングインターバル.



ピッチ計の存在は知っていたが,持ってなかった. その時初めて自分の主張をしたのを覚えている







レート管理して練習したいので,ピッチ計をかしてください!















当時県ボートを管理していた人に直談判した そしたら以外にも





いいよ!





と言ってくれて



自分が使っている艇にデジタル表記される機械がついたのだ!! それからのトレーニングは質がとてもあがったような気がする.



メニューは至ってシンプル





30min*3 ロングインターバル+ショートピース(500m*4など)



1set SR22/24/26

2set SR24/26/28

3set SR26/28/30




というのを1000mコースの中で3分割して 各セット30分ずつ計90分



コース端に着いたら即座に回艇 大体20km弱ぐらい毎日漕いでいた.







梅雨の季節

雨の中ひたすら漕ぐ



コースで周回していると他の艇にすれ違ったりするので 距離を縮めて抜く

そして練習中はどんな艇にも抜かれないという自分ルールを決めていた.





そんな日々だった.



聞いていると国体本選にシングルで出れるのは2/4県

つまり愛媛は無理としてもあの高知の彼には勝たないといけない



ならば前回の借りをかえしてやる!!







2000年6月中頃のこと